当院研修医 青木先生が医学会賞の最優秀賞を受賞しました
6月12日に開催されました第121回沖縄県医師会医学会総会にて、当院研修医2年目の青木佑介先生が、沖縄県医師会医学会賞(研修医部門)最優秀賞を受賞しました。
研究発表演題 : 『これでいいのか骨粗鬆症性椎体骨折の治療』
青木先生インタビュー
今回このような賞を受賞したことについて、自分自身としてはあまり実感がありませんでしたが、日頃から指導してくださっている先生方が受賞を喜んでくれたことがすごく嬉しかったです。
ある患者さんの症状悪化の経験から、今までの治療に対して疑問を抱いたことが今回の研究発表につながりました。直近3年間に椎体圧迫骨折を疑われた患者さん約800名のカルテを調査し、最終的にはその中から203例をピックアップして解析し、まとめました。
今回の研究発表の作成にあたり、指導して頂いた大湾先生には大変お世話になりました。研究発表を通して先生に研究のプロセス・課程を勉強させてもらった経験が、賞をもらったこと以上に価値があることだと思っています。
今後の展望としては、まずは臨床を頑張って専門医を取ることが第一の目標ですが、後に大学院で勉強もしたいと考えています。そして機会があれば海外への留学もしたいです。
私は学生時代にインドを1ヶ月見て回りました。その時に「メイドインジャパン」が町中にあふれているのを見て日本というブランドの強さを感じ、私達は昔の人の恩恵にあやかって生活出来ているということを実感しました。
私も小さなことでも何か一つ今後の世界に貢献できたらと思います。そしてその何かは、いろいろな人とかかわって勉強・仕事・遊びを通して生まれてくるのではないかと考えています。