院長メッセージ
私たちは「赤十字の博愛の精神に基づき、いのち、健康、尊厳を守る」の理念のもとに患者様中心の医療を実践しています。そして赤十字病院の大きな役割の一つに、災害救護があります。東日本大震災や平成28年熊本地震では、沖縄赤十字病院からも医師、看護師など多くの職員が救護活動を行いました。病院内の救護班を設置し、災害時にはいつでも出動できる態勢を整えており、日頃から外科系、内科系救急専門医が中心となって訓練も行っています。
私たちの病院は平成22年7月に現在の地に新築移転し、この移転を機にICU・HCU・NICU・透析部門・無菌室などを整備しました。さらに各種医療機器も新しいものへと更新し、より高い医療を提供できるように努めています。同時に、各診療部門では救急部と同様にそれぞれ高い知識と技術を持った先生方を増員し、研修医、新人看護師の皆さんをより満足に指導できる体制を整えています。また、当院の医局は総合医局であり、全科の医師が同じ部屋で勉強したり休息したりしています。そのため各診療科の間にはバリアーがなく気軽に他科の先生方に相談できる環境にあります。
青い海に囲まれた沖縄県の赤十字病院は、皆さんがこれからの医療現場を支えていく一人前の医療人となれるよう、全力でバックアップいたします。