当院は地域医療支援病院です
当院は平成25年10月24日付で沖縄県知事より「地域医療支援病院」の承認を受けました。地域医療支援病院とは、地域完結型医療を推進する病院のことです。これは患者様の身近な地域の中で、診療所やクリニック、そして当院のような中核病院がそれぞれの役割を分担し、地域の医療機関全体で一つの病院のような機能を持って医療を提供していこう、というものです。
かかりつけ医を持ちましょう
「かかりつけ医」とは、身近な地域の中で患者様の日常的な診察(風邪などの初期治療や慢性疾患の対応など)や健康管理を行う診療所・クリニックなどのことです。当院は地域の中核病院としての役割が大きく、診療所やクリニックなどでは対応が困難な専門的な治療や高度な検査などを中心に行う医療機関です。そのため、初めて当院を受診される際には、患者様の「かかりつけ医」からのご紹介状をご持参いただきますようお願いしています。
- 初診の方で紹介状をお持ちでない方は、選定療養費として7,700円(税込)を負担していただきます。
- かかりつけ医を持つメリット
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- お住まいや職場から近いので通院しやすい
- 比較的待ち時間が短く、受診の手続きが簡単である
- 医師の異動がなく長いお付き合いが可能なため、健康管理のための相談がしやすい
- 入院治療や特殊な検査が必要な場合、適切な病院を紹介してもらえる
当院は「2人目のかかりつけ医」となります
地域の診療所・クリニックなどからご紹介いただき当院で検査・治療された患者様は、症状が落ち着きましたら元の「かかりつけ医」に逆紹介いたします。そうすることで、患者様の身近な地域で安心して治療を続けていただけます。定期的な精密検査が必要な場合や、再び高度な検査や治療が必要とかかりつけ医の先生が判断された場合は、当院へ紹介状を書いてもらいご来院ください。当院は地域の先生方と連携し、患者様の「2人目のかかりつけ医」として適切な医療を提供できるよう努めています。
当院は地域災害拠点病院です
当院は平成26年6月に沖縄県知事より「地域災害拠点病院」の指定を受けました。これまで沖縄県では5つの県立病院のみでしたが、平成26年度に民間病院として初めて当院を含む3病院が指定を受けました。災害拠点病院が増えることにより、今後発生が想定される沖縄の災害医療やその他の地域災害発生時において、各病院や行政と連携をとり対応力が一層強化されるものと期待できます。
- 災害拠点病院の指定要件
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- 24時間緊急対応し、災害発生時に被災地内の傷病者などの受け入れおよび搬出を行うことが可能な体制を有すること。
- 災害発生時に被災地からの傷病者の受け入れ拠点となること。
- 災害派遣医療チーム(DMAT)を保有し、その派遣体制があること。
- 救命救急センターもしくは第二次救急医療機関であること(当院は第二次救急医療機関です)。
- 地域の第二次救急医療機関とともに定期的な訓練を実施し、災害時に地域の医療機関への支援を行う体制を整えていること。
など